みなさんこんにちは(おはようでもこんばんはでもいいよ)、ノミです。
今回はうつ病経験談⑧ということで、
・周りから聞こえる音が怖い
・周りから聞こえてくる話し声が怖い
この点について書いていきたいと思います。
おそらくうつ病だけでなく、気分変調症や、HSP気質の方にもあてはまってくる内容なのかなと感じています。
(私自身もうつ病の他に、気分変調症、HSP気質です)
同じような内容で悩んでいる方のもとにこの記事が届いたら幸いです。

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車の走る音やバタンと閉まる音が怖い
住んでいる場所にもよると思うのですが、車の走る音やドアをバタンと閉める音が聞こえると不安になります。
家の中にいても気になってしまうのです。
単に「うるさいなー」という感情だけでなく、とても不安になってしまうんですよね。
何度か間を空けて音がすると、丸1日眠れなくなります。
他の人よりも音を大きく感じてしまうのか、それとも気にしすぎてしまうのか、不安がつのってしまうのです。
もちろん音もそうですが、車はひとの存在があるからこそ走るのであって、そのひとのことを考えても怖くなってしまいます。
だから、家の中にいても、何度も鍵が閉まっているか気にしたり、カーテンをぎっちり閉めたりと過敏になります。

あと、強いドアの開け閉めは、怒られているような恐怖に駆られて動悸が激しくなります。
日によりけりではありますが、気分が落ちているときや、「今日だめやな」と思った日はこのような不安感が顕著に出てきますね。
誰かの噂話が自分に向けられたものではないかと思ってしまう
これはずっと前からですが、誰かのひそひそ声がしんどいです。
小学生のとき、自分の体型がコンプレックスだったのですが、好きな男の子に対して他の低学年の子が「〇〇(私の名前)ってデブだよなー」と言っているのを聞いてしまったことがありました。
また他にも、
・電車内で知らない男の子たちから写真を撮られていた(他の友達から聞いた)
・トイレ内にいるときに隠し撮りされた
誰かのマイナスな視線があるように常々感じてしまうのです。
自分自身に自信がなく、過度にひとの話にびくびくするところがあり、すごく生きづらかったのを覚えています。
だから、外出先でひそひそ話に遭遇すると、
「自分の格好がおかしいんじゃないか」
「自分があまりにも挙動不審すぎたんじゃないか」
と、だんだん精神が削られていってしまいます。
誰かの怒る声が自分に向かっているように聞こえてしまう
外出していると、誰かが他のひとに対して怒っている場面に遭遇することがありませんか?
たとえば、店員さんに対してクレームを言うひと、明らかに喧嘩をしている男女、「なんでそんなことするの」と叱る声・・・
自分に向けられたものではないことは分かっています。
でも、その
「なんでできないの?」
「もたもたしてんなよ」
という言葉や、下から上に上がるかんじの怒りのトーン、静かに責めるような声が、いつの間にか自分への自責へと変換されて、息苦しくなるのです。
怒られているのは別のひとのはずなのに、まるで自分が怒られているかのような感覚になってしまいます。
これは過去のトラウマであったり、嫌な思い出がよみがえるせいかもしれませんが、気分が落ちているときはなおさらこのような言葉に敏感になってしまいます。
「他のひとは他のひと」と区別できず、怒られたひとはどんな気持ちなんだろうと無意識に共感していってしまうんです。
共感したら、次は自分の怒られる部分を掘りまくっていて、「自分が怒られているような状況を想像」しています。
HSP気質の方には「共感力」があると読んだことがあります。
それは、時にプラスに動くかもしれませんが、私にとってはどうしてもマイナスに動いてしまっているような気がしてならないです。
鬱での気分の落ち込みと、共感力の強さは、余計に精神をぎーこぎーこ削っているような気がします。
自分がやっている対策や今の状態
まずは、まわりからの音を少しでも和らげるために「イヤホン」をすることです。
同居人がゲームをする際に、「なんだか今日駄目だな」という日が来たら、相手にはヘッドフォンなどをしてもらいます。
他のひとにとっては、「普通」だと感じる音がとてもうるさく感じてしまうときがあるので、そこは理解してもらったうえでお願いしています。
また、自分自身も外からの音を避けたい場合イヤホンをします。

ということで、はずれることで不安にならないようなイヤホンを購入しました。
ヽ(^o^)丿ウレシー!!!
もし、こういう対策しているよ!とか効果あるよ!というやり方がありましたら教えていただけますと幸いです。
「車含め大きな音が怖い」、「話し声が怖い」という状況は今も変わらず続いています。
外出時に遭遇したら、同居人との会話に集中したり、席を端にしたりと小さな工夫を行っているのが現状です。
もっと気にしないで生きていきたい、もっと楽しく外出したい、といつも思ってしまいます。
まとめ
今回はうつ病大学生・ノミの経験談⑧を書きました。
頭の中では「気にすることじゃない」と分かっていてもなかなか気を紛らわせることができません。
そして、「気にしすぎだよ」と言われると、なおさら動きがぎこちなくなってしまいます。
すこしずつ直していきたいなと思っています。
悲しい夜や苦しい朝が少しでも減りますように。
それでは、また。

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