みなさんこんにちは、ノミです。
つい先日、2本目の親知らず(自分から見て上段の左側)を抜いてきました。
これにて、上にある親知らずはすべて抜いたことになります。
今回は「親知らずを抜いたレポ【上の歯編】」を書いていきます。

親知らずを抜くに至った経緯
2020年7月ごろ、右の頬の内側に口内炎ができました。
自然にできたのではなく、何度かほっぺを噛んでしまったんですね。
しかもこれが一回目ではなく、今までに何回もありました。
ただ今回は勝手が違いまして、どう気をつけても口内炎に親知らずが当たってしまうんです。

1週間経てど、口内はただれる一方で治る気配がありません。むしろ悪化していました。
食べることが生きる喜びと言っても過言ではない私は、歯科口腔外科へ足を運びました。
レントゲンを撮る
病院でレントゲンを撮ったところ、こんな問題点が見つかりました。
【上の右の歯】若干外に向かって生えているため頬を傷つける原因になっている
【上の左の歯】隣の歯に向かって生えているため、接触部が磨きづらく虫歯になりやすい(現に、親知らずのほうは虫歯の初期症状が始まってしまっていた)
【下の右の歯】ほぼ歯肉に埋まっており、他の歯に対して垂直に生えてしまっている。磨きづらいかつ、汚れがたまりやすい。また、腫れの原因にもなる(実際に何度も腫れたことがある)
【下の左の歯】右ほどではないが、歯肉に埋まっており汚れがたまりやすい。
親知らずは、特に問題点がない場合は抜かなくてOKですが、
他の歯に支障をきたすとか、口内のトラブルに繋がるのであれば抜くことを検討した方がいいようです。
私の場合、それぞれの歯の状態に差異はあるものの、今後のことを考えるとどれも抜いたほうがいい理由を持っていました。

まずは、頬を噛んでいた親知らずを抜こうということに。
口内に傷がある状態で抜歯をすると危険なので、お薬を塗ってもらったり、飲み薬をもらったりしてまずは口内炎を直すことに専念しました。
口内の調子がよくなったころに、抜歯開始。
上段・右側の親知らずを抜く(2020年7月)

まずは麻酔を塗り、5分~10分くらい放置します。
これは、麻酔の注射が痛く感じないための麻酔ですね。
つぎに、抜歯の痛みにそなえての麻酔を注射します。
1本の歯を抜く場合でも、付近の複数個所に打ちます。このあとも10分ほど放置。


ただ、実際はチクッという痛みがあるくらいでした。
事前に注射の痛みにそなえた麻酔を塗っているのでこんな平気なんですね…。
麻酔ってすごいなあとぼんやり考えていました。
先生が、麻酔の効きを確かめるため器具で歯肉に触れるんですが、

って状態。麻酔ってすごい(2回目)。
そしていざ抜歯。
器具で親知らずをグッグッと押す鈍い感覚。
痛くはないんですが、「今親知らずめちゃめちゃ押し込んでるううう」と想像するとちょっと怖いです。
だいぶ時間かかるんじゃないかと思っていたら「はーい半分くらい動いてきましたよー」との声。

って思ったときには「はい、抜けましたよー」と先生が言っていました。

5分くらいで抜けました。抜けた瞬間が分からないまま、止血のためのガーゼをかみかみ。
ガーゼを噛んだまま、親知らずをぬいたあとの注意点を聞きました。
抜歯後の生活
痛み止め、化膿しない用の薬(+整腸剤)をもらいひとまず帰宅。
抜歯したあとは、口内に血の味が広がります。

血流がよくなりすぎると血が止まらなくなるので、抜歯したあとは以下のことは控えるように言われました。
①激しい運動(歩くのはいいけど走ったりはやめてねとのこと)
②お風呂に浸かる(シャワーで済ませようとのこと)
③刺激物は食べないでねとのこと
④1日目は歯磨き粉つけないで歯を磨こう(患部以外はいつも通り磨いてよし)
痛みはなかったんですが、起き上がるときや立ち上がるときなど、些細な動作で血の味がするので複雑な気持ちに…。あったかいシャワーあびるときも同様。短い時間で済ませるのがよし。
抜歯から2日くらいは同じ状態が続きましたが、そこまでストレスなく過ごせました。
上段・左側の親知らずを抜く(2021年2月)
前回の抜歯からなんと半年。
いろいろとバタバタしていたのもあって、長らく歯医者に行っていませんでした。
実際はもっと短いスパンで抜歯できるかと思います。
歯は知らず知らずのうちに動いているので、改めて抜歯する部分のレントゲンを撮りました。

半年ぶりということもあって、今回は親知らずの様子をみるだけの予定だったのですが…
先生「この状態なら今日抜いていっちゃってもいいけどどうする?」

先生「もちろん、急だから心の準備をしてからでもいいよ。後日でも全然大丈…」

何を血迷ったか、OKしていました。
前回の経験があったゆえかもしれません。
抜歯に関しては、前回とほぼ変わらずなので割愛します。
麻酔の注射は変わらず怖いのですが(また足上がってた)、無事上の親知らずを抜き終わりました。
上の歯はしっかり歯肉から出ているのもあり、そこまで痛みを感じることなく抜くことができました。
ただ、生え方によって痛みは変わるので、参考程度に。
近々下の親知らずを抜いていくよ
ここまで、上の親知らずについて触れてきましたが、怖いのはここから。
右下の親知らずは歯肉にほぼほぼ埋まっているため、先生いわく「1時間くらい見積もっておいたほうがいい」とのこと。
先生「そのまま抜くことはできないから、歯肉を切開して、歯を分解しながら抜いていくことになるね」

下の歯の方が痛むこと、腫れることを説明されました。
今回の5分間でかなりびびってたのに、下の歯耐えられるかな…とぼんやり。
先日抜歯した部分がよくなってきたら、下の歯へと移ります。

まとめ
今回は「親知らずを抜いた経験談【上の歯編】」をお送りしました。
ひとによって痛みはまちまちなので、参考までに。
正直、下の歯がこわいです。
おそらく来月には抜くので、無事2本抜歯できたら「下の歯編」も書きますね。
それでは、また。