みなさんこんにちは、ノミです。
2月いっぱい寒いと思っていたら!週末は春を感じられるあったかさになるそうですよ!!

寒すぎるの勘弁なので、もうちょっと気温が上がってくれるといいなあって思います…。
さてさて本題に移りましょうぞ。
先日、『ネプリーグ』というクイズ番組で「淡」という漢字を書く問題が出ました。
いつもはそんなに意識していなかったのに、ふと思ったんですよ。
なんか、『淡』って漢字、不思議じゃない…??
淡いって、たとえば「淡い色」とか「淡白」とか、こう…薄いとかあっさりとかのイメージが思い浮かぶのですが、「なんで炎なんだ?」と。
炎ってメラメラ燃える感じがするし、激しい様なイメージが強くて。
でも、炎を見てると、ひとは本能的に落ち着くとも言うから、あながち遠くはないのか…?とも思ったり。


なんだか疑問に思ったら、そのあとも考え続けてしまって、ちょろっと「淡 成り立ち」で検索してみたのですよ。
そしたら、全く同じことを疑問に思っていた方のブログが出てきました!!!!(驚)
2017年のブログだったのですが、なんだかひとりで感動してしまいました。おかんと妹に言ったら「ふーん」みたいなリアクションだったので、「そんなに不思議じゃないのか…?」と思っていた矢先の出来事。

ちなみにこちらのブログです↑
こういう、思いがけない喜びがあるのがブログの醍醐味だと思うのです。もちろん、自分が知らない感覚とか考え方に出会えるのも楽しいです。
で、「淡」の成り立ちって結局どういうものなんや?ということについて。
形声。氵(水)+炎【音】。音符の炎は、さかんにもえあがるほのおの意味。日光を受けて地面からさかんにもえあがる、かげろうの意味を表し、転じて、うすい・あわいの意味を表す。
※引用元:『新漢語林 第二版』(2011年 大修館書店)
※【音】に関しては、引用元で○囲み文字になっていますが、パソコンで打てなかったので【】で囲っています
で、ついでに「かげろう(陽炎)」の意味も調べておきます。
春、直射日光の強い日に、地表近くの空気が色のない炎のようにゆれ動いて見える現象。熱せられた空気の密度が不均一になり、それを通過する光が不規則に屈折することから起こる。かぎろい。糸遊(いとゆう)。
※引用元:『明鏡国語辞典 第二版』(2010年 大修館書店)
こちらのサイト(社会人の教科書)によれば、熱い空気と冷たい空気がある場合、光というのは冷たい高密度の空気の方へ屈折するようです。


こう考えると、「淡」という漢字と「かげろう」は密接なつながりを持っていることが分かりますね。楽しい。
いつもはさして気にしないことが、こんな風に、何かを知った後に色味を帯びていくのは面白いです。
自分は、まだ知らないことが多くて未熟な点が多いので、いろんな視点から物事を考えるように、知るようにしていきたいです。それってたぶんすごく大事なことだと思うから。
「淡」という漢字に惚れ惚れする私なのでした…。
みなさんの、「この漢字おもしろいよね」エピソードがありましたら、ぜひ教えてくださいヽ(^o^)丿
それでは、また!